映画から学ぶライフレッスン

映画から私が受け取った学びの記録(全てネタバレあり)

めぐり逢えたら/Sleepless in Seattle

1993年、メグ・ライアンの黄金期のロマンティック・コメディ。妻を亡くしたトム・ハンクスが妻への愛を語るラジオ放送を耳にしたメグが、身も知らない彼に心を奪われます。結婚するには「運命の出会い」でないとダメなのか?

 

youtu.be

めぐり逢えたら - Wikipedia

東海岸で働き、婚約者がいるメグは、遠い西海岸はシアトルのトムに心惹かれ、仕事にかこつけて、会いに行きます。トムの家は美しい湖に建つ水上の家だしパイクプレイス・マーケットの賑わいが楽しそうに描かれ、絶対住みたい街ランキングでシアトルの順位を上げたに違いない、と勝手に思っています。

さて、結婚準備を進めるメグは(住んでるのはボルチモアなのに)ニューヨークはティファニーで新婚スタートするための食器を見ます。

 

「揃えるべき食器の数は8客だと少ない、でも12客だと多すぎる。だから10客で」

 

と婚約者と意気投合してました。英米で食器の数ってたいてい6人分セットがひと単位で、だから足りない場合は12分セットになるんだと思っていたのですが、なるほど、10人分ってアリなんだー、と。

 

ティファニーで食器を揃えるなんて素敵ー!と憧れましたが、私が結婚式を挙げた頃の日本のティファニーでは食器の取り扱いはありませんでした。結婚式の引出物はグラス類などが限定的にあったので、お客様たちの手元には行ったけど、自分たちには、なかったなー。

 

余談ですがこの映画は1957年版の「めぐり逢い」を下敷きにしているし、それが女性が大好きな映画として言及されます。一方の男性の好きな映画として「特攻大作戦」が出てきたり、映画好きな監督さんの趣味がそこここに出てきます。またトムが8歳の息子に「会ったこともない、頭がおかしいビョーキのイカレ女に会いに行くことなんてない!『危険な情事』は見なかったのか?アメリカ中の男性が震え上がったんだぞ!」というシーンがあります。「危険な情事」もやっぱりエポックメイキングな映画だったんですねー。

xx jane.