ラ・ラ・ランド/La La Land
2017年のアカデミー賞授賞式で「最優秀作品賞はラ・ラ・ランド!」とフェイ・ダナウェイとウォーレン・ベイティが間違えても誰も疑いもしなかった名作ミュージカル映画。
女優を目指すエマ・ストーンといつか自分のジャズクラブを持ちたいと思っているジャズミュージシャンのライアン・ゴスリングの、かなわなかったラブストーリー。
ご多分にもれず、最後の「あの時こうしてれば…」のシーン(以外もですが)で滝のような涙を流した私ですが、この映画で学んだのは:
「失敗しても自分で行動を起こすことが大事」
「何かに賭けるときはほかの全てを投げ打って全力で」
エマ・ストーンが成功を掴むきっかけとなる映画にオーディションのチャンスがきたのは、誰も観にこない、誰も理解しない、大大大大失敗の一人芝居を実行したから。「やってみたいな」だけじゃなくて、実際に稽古してお金も出して劇場も借りて、恋人さえきてくれず、お付き合いで来てくれた知人以外ほぼ観客がいない、超屈辱的な中で演じきったから。
そしてパリで撮影が始まると決まったら、LAのライアンと「遠距離恋愛しましょう」なんて半端なこと言わず、自分がこれ、と信じたアートに全てを注ぎ込んだから。
行動を起こすべし、というのは私はわりとできるのだが、どうしても、「あれもこれも」とか「念のためこっちも」と、捨てることができない私。やると決めたらALL IN、というのは、別にアーティストやアスリートだけじゃないんだと思う。「やると決める」こと自体が、なかなかできない、という情けないことが多くても、決めることが必要なことはあるし、決めたら、やり切らないといけないんだろう。
xx jane.