映画から学ぶライフレッスン

映画から私が受け取った学びの記録(全てネタバレあり)

シング・ストリート 未来へのうた/Sing Street

アイルランド中流家庭の中学生男子が、年上の女の子の気を惹くためにバンドを結成する、という成長物語(2016年)。

 

youtu.be

シング・ストリート 未来へのうた - Wikipedia

 

懐かしのデュラン・デュランやザ・キュアの音楽と、それらを真似した音楽で80sを満喫できる映画。音楽も非常に良かったし、成長ものは本当に爽やかで、お気に入りです。この映画で学んだのは(全てセリフとして出てくる内容ですが):

 

「バンドやるなら(コピーするんじゃなくて)自分で曲を作れ」

「やるなら完全に振り切れなくっちゃ」

フィル・コリンズが好きな女はいない」

 

中学生くらいだったら、バンドやるとき、コピーバンドの方が自分も聴く人も盛り上がって楽しいだろう、と思いますが、主人公のお兄さんは、女の子にアピールするくらいの本気さがあるなら(映画の中でも別に特にプロを目指していたわけではない)自分で曲を作らなきゃ意味ない、と言うのです。それが本当にそうなのか今でもピンと来ていません。が、覚えておこう、とは思いました。

 

2番目の「振り切れるまで」というのはもちろん私の言葉であって、セリフはall the wayという言い方だったように記憶していますが「ラ・ラ・ランド」の時にも言っていたし、成功している人が作る作品によく出てくる言葉だな、とは思いますよね。

 

3番目のフィル・コリンズの歌の件は、本当にそうなのかどうなのかわからないけど、引用できるセリフだな、と思った。

 

ちなみに映画には出てきませんが、監督のジョン・カーニーが何かのインタビューで「バンドで一番大事なのはボーカル。そこを間違えるギタリストとかドラマーがいるから仲違いするんだよ」といっていて、意外な気もした(「一番モテるのはギタリストなんじゃないの?」)んだけど、でもよくよく考えると、キャーキャーモテるのがギタリストであっても、やっぱり、ボーカルがバンドを定義してるものね。これも学びでした。

xx jane.